CIA(公認内部監査人)試験って何ぞや


皆さんCIAってご存知ですか?

Central Intelligence Agencyではありません。

Certified Internal Auditorです。日本語ですと、公認内部監査人です。

先日私、その試験に晴れて合格しましたので,それについて色々と書いていこうと思います。

ちなみにそれ以外に持っている資格としては,証券アナリストや簿記、銀行業務検定の諸々などで、前提となる知識が全くなかったわけではありません。

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CIA(公認内部監査人)試験って?

内部監査に関する国際的な民間資格です。

試験を受けるとわかるのですが、問題文の日本語が意味を捉えづらい直訳調になっており、英語圏の人がメインの資格なんだろうと思います。

どういうメリットがあるの?

内部監査に関する知識を一定程度持っていると客観的に証明できるので、キャリア形成を考える上で幅が広がります。

内部監査についての知識を客観的に証明するのは困難なので、内部監査部門を志望する人にはうってつけです。

内部監査部門って?

内部監査部門なんかに行きたいなんて人は滅多に見かけませんが、侮ることなかれ。

内部監査部門は一端の使われる側の人間でありながら、同じく使われる側の人間を監視するのが仕事なので、全然たいした知識も能力も持ち合わせてないのに、なぜか経営者的な目線で話すし、かつ内部監査部門外の人間からも気を使われる存在になる。(もちろん非常に優秀な人もいるのでしょうが、私が見てきた限りでは、CIA試験にでてくるような、会社収益の向上に資する内部監査を実行している人は一人もいませんでした。)

特に金融機関においては、内部監査による評定が悪いと当局検査が入りやすくなりますので、みんな必死になります。

ひどいところ、といってもほとんどがそうなんでしょうが、内部監査が来るとわかると、専用のチームができて内部監査対策を監査期間だけやったりします。

そのほかの内部監査部門の良いところとしては、色々な国や地方に仕事としていけます。

特に金融機関なんかは全国津々浦々に支店がありますので、仕事として色々な地方を回れます。しかも基本は定時上がりになりますので、遊びたい放題です。笑

こんな恵まれた部門である内部監査部門へ行きやすくなる、特に若手のうちに行きやすくなるにはCIA(公認内部監査人)試験を取得し、内部監査に関する一定の知識を持ってますよとアピールすることが重要となります。

金融機関における内部監査部門というのは、基本的には一定以上の年次の方や、俗に言うあがった方が大半を占めており、お世辞にもみんながみんな専門知識を持ち合わせているわけではありません。

資産運用部門にいる今思うこととしては、単なる金融商品の知識だけでなく、金融規制に関する知識を持った上で内部監査部門に行けば、重宝されるのではないかと思います。

特に今私は資産運用部門の所謂ミドル部門にいるため、金融規制にもよく接しますが、内部監査部門の人とやりとしていると、あまりの知識のなさに驚かされますので、一人でもそういう人材がいると仕事自体スムーズに進むのではないかと日々感じます。

以上、そもそもCIA(公認内部監査人)試験って何ぞやということを紹介しました。

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