保険はこのように考え、こうやって加入しましょう~その3


続きです!最後に損害保険について書いていきます。

最初に忘れてはいけないよう大原則から書いておきます。
お金がある人は保険はいらない。ただし例外あり(その1参照)

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自動車保険

自動車事故に関連する保障です。
車を持っているのであれば、必ず加入するべきです。
事故の際のリスクが大きすぎるので、それをカバーするためには必須となります。
とはいうものの不要な特約ははずしておくべきでしょう。

不要な特約は色々とありますが、その典型だと個人的に思っているものは、「代車費用特約」または「レンタカー費用特約」です。
これらは事故等で自分の車が使えなくなった際にディーラーや修理屋から貸出される代車代をカバーするための特約です。

「んっ??そもそも代車を借りるときってお金が必要??」と思われた方は勘が鋭いです。
仰るとおり、基本的には代車はタダで貸してくれます。
では何の保障かというと、ディーラーが私腹を肥やすための特約だそうです。
損保会社に勤める代理店営業の方から聞いた話なので、うそか本当かはわからないですが、100%といっていいぐらい、ディーラーで契約した自動車保険にはこの特約がついているのがその話に真実味を加えています。

この特約は非常に高くて、年間で数万も払っていることはざらにあります。
よくわからないという方は一度確認してみるといいでしょう。
もっともお盆の時期や年末年始といった時期に事故をして代車を手配するとなると、何故かはわかりませんが、お金がかかることが多々ありますので、それだけは頭の片隅に入れておきましょう。

要は年にちょっとのお盆や年末年始の時期に事故する可能性に、年間数万ちょっと払うか否かということです。

火災保険

住居に関する保障です。これも基本的には加入すべきです。
身近に身寄りがあればいいですが、そうでないと住む所がなくなりホテル住まいになってしまいます。また賃貸入居者も借家人賠償特約を付加するためにも必須です。これがないと賃貸契約を結べない場合さえあると思います。

火災保険の中でも特におすすめというか、数回であれば元がとれるものがあります。
それは、家財にかける保障で、保障範囲を破損・汚損ありのものにするのです。
そもそも損害保険は予期せぬ偶発の事故に備える保障なのです。
例えば掃除機をかけている最中に、コンセントが液晶テレビにひっかかり液晶が割れてしまったとか、あるいは小さな子供が液晶テレビをつつき液晶が割れたとか、DSを踏んでしまい画面を割ってしまったとか、ウェッジウッドのお皿を誤って落として割ってしまったとか・・・
どれもこれも予期せぬ偶発的な事故です。笑

また水災が多いある地域では、損保の代理店がお客さま還元月と称して家電に水をひっかけてダメにさせた上で、保険を請求することもあるそうです。

似たようなものをあげると持出家財特約です。
これもかなりグレーですが、この特約、財布やバックそしてその中に入っているお金も保障の対象としています。
例えば、給料日直後で生活費として、数十万をヴィトンの財布にしまい、その財布もヴィトンのバックにしまっていたが、バックごとひったくりにあい盗まれてしまった。こんな場合もお金・財布・バックすべて保障の範囲内なのです。

傷害保険

ケガを保障するための保険です。
医療保険は病気・ケガを保障していますが、今の医療保険には通院保障がありません。
要は医療保険は病気でもケガでも、入院しないと保障されないのです。
小さな子どもであればよくケガをし、入院まではいかなくても通院することはざらにあります。そういった時の保障です。
もっとも地域によっては子どもの医療費は無料という自治体もありますので、しっかり確認した上で自身のお子さんの落ち着きを見ながらという感じでしょうか。

最後に

3回に分けて書いて参りましたが、いかがでしたでしょうか?
以前リテール営業をしていたこともあり、普通の人よりは保険については詳しいつもりです。保険やその周辺知識はないよりは、あったほうがいいと思いますので、これを機に一読いただければと思います。
あなたはどんな保険入ってんの?という声が聞こえてきそうですが金融機関に勤めている人間の運命というものなのでしょうか・・・ 年齢にしては高めの月15,000円ほどの保険に入っております。まぁ税金のようなものです・・・

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