iDeCo運用開始8か月の運用状況


口座開設時等は結構記事にしておりました個人型確定拠出年金、愛称iDeCo(イデコ)ですが、拠出以後の運用状況を紹介していないことに気づき、遅まきながら紹介しておきます。

拠出額が12,000円と少額で動きが乏しいので、今後は定期的に折を見ての紹介にしていこうと思います。ただ拠出額のすべてをリスク性資産に配分しておりますので、なにがしかの参考にはなるかもしれません。

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前提

まずは私の拠出状況です。

拠出開始年月:2017年2月

拠出額   :12,000円

運用商品  :iFree NYダウインデックス

運用機関  :SBI証券

ご覧の通り株式100%のポートフォリオです。

今となっては日本株も組み込んでおけばよかったなと思いますが、こればっかりは仕方ありません。

拠出額は12,000円と最も少ない属性です。

もっと拠出上限を引きあげてほしいものです。

拠出開始8か月の状況

拠出金の累計が96,000円に対し、資産残高は102,826円と早くもプラスになっております。

損益率にすると7.1%です。ほぼほぼ期待リターン通りですね。

しかしながら実際の購入金額でみるともう少し変わってきます。

実際の購入金額は91,888円に対し、資産残高は上述の102,826円なので、実際の損益率は11.9%です。連日のNYダウの最高値更新のおかげでこのような脅威のリターンが実現しているわけですが、そもそも実際の購入金額と拠出金ってどう違うのって疑問がわいてくると思います。

「実際の購入金額」と「拠出金」の違い

私も自分でやるまで知らなかったのですが、イデコって拠出するにあたり諸々の手数料がかかります。

国民年金基金連合への口座開設時の手数料で2,777円、掛金拠出ごとに167円の手数料が発生します。

驚くべきことはこれらの手数料、別途引き落とされるわけではなく、拠出金から引かれるのです。要するに上記の金額が引かれた状態で運用商品を買い付けていくのです。

拠出金と実際の購入金額の差額はこの分なのです。

ただでさえ少ない掛金なのになにしてくれとんじゃという感じです。

私なんかは毎月の手数料率が1%を超えているわけです。普通であれば馬鹿にされます。

だって購入手数料に1%以上かけているんですから。

しかしこればっかりはしょうがありません。そういう制度ですから。

私のような株式100%のポートフォリオやある程度のリスク性資産を組み込んで運用していれば手数料負けせずプラスの損益率になるのでしょうが、定期預金100%で運用している方なんかは拠出金ベースの損益率は永久にマイナスになるというわけです。

実際に私の勤務先の後輩は定期預金100%の運用なのでずっとマイナスとのことでした。

まぁそれでも掛金全額所得控除ですので、還付金も考慮したトータルリターンは確実にプラスになるわけですが、それでもポートフォリオの損益率がずっとマイナスというのは見ていていい気はしないですよね。

つくづく思うのは国民年金基金連合会に支払う手数料高すぎないかい?ってこと。

イメージキャラクターに優香なんか起用してる余裕があるなら手数料を引き下げろよといいたい。

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