その金融機関で大丈夫?~NISA口座の金融機関変更方法


今回はNISA口座のことについて書こうと思います。

実は私、NISA口座は開設していたものの、全く使っていなかった不届き者です。

なぜかといういいますと、付き合いで某信託銀行にてNISA登場の時に作ってしまっていたからです。金融機関に勤務していると往々にしてこういった付き合いがあるものです。それと引き換えに高額の給与をもらっているわけなんでしょうが・・・私なんかはまだ良いほうで、損保業界なんかはかなり高額の付き合いがあるとかないとかで・・・

まぁこの話は置いときまして、NISAの話に戻ります。なぜ使っていなかったというと、単純にその金融機関で気になる商品がなかったからです。かつ取引店が前任地で地方だったので何かにつけて不便なことこの上なかったわけです。というわけでさすがにもう大丈夫かなと思い、現在使っているSBI証券に移そうと思い、色々とこの一ヶ月ぐらいやっておりましたので、まとめようと思います。

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NISA口座変更のための事前準備

まずはNISA口座を変更するための事前準備というか必要になるものです。

ずばり「小額投資非課税口座廃止通知書」です。

はい、これがないと金融機関の変更ができません。なので、なにはともあれ、今の金融機関に不満を持っているため、NISA口座を変更したいという方は、NISA口座を開設している金融機関に電話をして、手続きの書類を送ってもらいましょう。

ここで注意が必要なのは、基本的にどこの金融機関であってもカスタマーセンターや取引支店に電話しないといけないことです。(ちなみに私の場合は後者でした。)つまりネット上で廃止の手続きや書類の発送の依頼ができませんので、若干腰が重いですが、我慢しましょう。おそらく変更理由とかのアンケートを取りたいのでしょう。(私のときは電話では何も聞かれませんでした。)

手続き書類が手に入ればこっちのもので、その書類に署名して、届出印を押し、アンケートに答えればOKです。

普段馬鹿みたいに書類を提出させる金融機関に勤めている私も驚くぐらい、簡素な手続きで拍子抜けしました。

廃止通知書が返送されるまでの期間は?

金融機関次第だと思いますが、3~4営業日で返送されてきて私もびっくりしました。てっきり「私→金融機関→税務署→金融機関→私」というルートを想定していたので、2~3週間は覚悟していたのですが、どうやら税務署は経由しないようですね。

私の場合はネット証券ではなく信託銀行でしたので、もしかしたらネット証券はもっと早いかもしれません。

いよいよ本命の金融機関に開設!

ここまでくれば後は本命の金融機関にNISA口座を開設する手続きをするだけです。

金融機関変更によるNISA口座開設の場合は、通常の口座開設よりも非常に簡易的なものです。またほとんどの金融機関は、一から開設する場合の窓口と金融機関変更による開設の窓口を分けているはずなので注意しましょう。一から開設する場合の窓口に請求してしまいますと全く違う書類が送られてきます。

また書類が送られてくるまでにも、2営業日ぐらいはかかるでしょうから、最初に請求しておくのもありだと思います。

私の場合、移設先の金融機関に書類を送付して、3営業日後ぐらいに、金融機関内での審査完了のお知らせが来ました。そのお知らせ中にこれから税務署に書類を提出しますので口座開設まで1~2週間ほどお待ちくださいとの記載がありましたので、金融機関内での審査が完了しても取引開始までまだ少しかかります。

金融機関変更によるNISA口座開設完了!

金融機関内での審査が完了後6営業日に税務署での確認が完了し、NISA口座が開設されました。思っていたより早かったです。これでいよいよ取引できます。

まとめ

8月1日  :信託銀行にNISA口座廃止の依頼、同時にSBI証券にNISA口座の変更申込をする

8月15日:信託銀行にてNISA口座廃止の手続きが完了する

8月24日:SBI証券より申込完了、開設まで2週間程度お待ちをメールが来る

9月1日  :SBI証券より開設完了の知らせが来る

このような時系列です。途中届出印相違等があり、若干遅れはしましたが、概ね満足です。

何かのご参考になれば幸いです。

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