マネックス証券が米国ETFでゼロETFをスタート!


米国株に強いマネックス証券で米国ETFの売買手数料を実質無料にするキャンペーン(?)をスタートさせています。期間は4月28日までですが、恒久措置にするんじゃなかろうかと睨んでおります。

米国株NO1を自負するマネックス証券も今ではSBI証券に追いつかれております。従来は売買手数料でマネックス証券は優位に立っておりましたが、SBI証券がそれにおいつき、加えて住信SBI銀行と連携させることで為替手数料を安く抑えることが出来るSBI証券のほうがコストという面では優位に立っています。我々ユーザーにとってはこのような企業努力は非常に有難いことです。

恐らく現状マネックス証券が優位に立っているのは取扱銘柄数ぐらいではないだろうか・・・有象無象の銘柄がどれだけあっても、優良銘柄にしか投資しないですし、そんな銘柄はマネックスに限らずどこでも取扱っているので何の問題もありません。

窮地に立たされているマネックス証券が起死回生(?)を図るべくスタートさせたであろうキャンペーンが米国ETFの取引手数料実質無料化です。前置きが長くなりましたが、早速中身を見ていきましょう。

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ゼロETF、その中身は?

いくら取引手数料を実質無料にしても、銘柄がしょぼくては意味がありませんので、気になる対象銘柄をまずは見ていきます。対象銘柄数は28銘柄と結構ありますが、バンガードやブラックロックの銘柄はなく、ウィズダムツリーの銘柄が対象のようです。なんというか・・・

まぁせっかくの実質無料の機会ですので中身をしっかり見ていきましょう。対象銘柄の地域は米国に限らずインドや欧州、中東、日本など色々あります。個人的に新興国や日本には興味はありません。中東には若干興味はありますが、地政学リスクがありますし、何よりもコストが高いです。ティッカーは中東らしく「gulf」で経費率は0.88%と驚くほど高い。この時点でちょっとなという感じです。

個人的に気になったETFは下記の通り。

・AGGY 米国債券ファンド(利回り強化型)
・DHS 米国株高配当ファンド
・DES 米国小型株配当ファンド
・DON 米国中型株配当ファンド
・DLN 米国大型株配当ファンド

だいたい経費率が0.3%前後となっております。個人t根気にはDHSは興味深いところではありますが、これもバンガードのVYMやブラックロックのHDVと比較すると利回り水準は同等程度ですが経費率が4倍以上となっておりますので、ちょっとなぁという感じです。

AGGYにいたっては設定してから2年も経過していないのでちょっと手が出せないですね。

どうする?

肝心要の対象銘柄が上述の通りなので、しばらく様子見というスタンスです。
買付手数料が無料になるNISA枠にまだまだ余裕がありますので、まずはそれを使い切るのを優先させます。その次はイデコと、まだまだ税制優遇の枠はあるわけですからそれを優先させるべきでしょう。

ゼロETFという取組み自体はある種革命的だと思いますので、今後の動きに期待したいですね。最後に参考までにゼロETFの対象銘柄は下記の通りです。

zeroETF

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