ついにSBI証券が米国株式で成行注文を導入しました!
米国株式に強いネット証券会社といえばマネックス証券でしたが、これでSBI証券が頭一つ抜けた状態になりました。
というわけで、米国株式を取引する上でのSBI証券とマネックス証券の比較をしてみます。
やはりどうみてもSBI証券の方がいいですね。
差が出ている項目を見ていきたいと思います。
為替手数料
SBI銀行を活用することでSBI証券が優勢になります。
為替手数料でSBI証券が3パターンある理由は下記のとおりです。
5銭 :SBI銀行における外貨積立
15銭:SBI銀行における外貨買付
25銭:SBI証券における外貨買付
今はFXによる現引やキャンペーンを除くと、SBI銀行の外貨積立による買付が為替手数料を最安にする方法です。
積立と通常の買付の違いは、ざっくりいうと日付を指定しての買付か成行注文かの違いです。
積立は日付を指定して、その日の仲値で買うイメージです。なのでチャートを見ながら、いまだ!という買い方はできません。
一方で通常の買付は、チャートを見ながら、いまだ!という買い方ができます。
チャートを四六時中見てる人なんて本業でマーケットにかかわってる人ぐらいでしょうから、よっぽどのことがない限り積立買付でいいんじゃないでしょうか。
注文方法の種類・有効期間
本日のお題の注文方法です。
SBI証券が成行注文を導入することで、マネックス証券に対して優勢となりました。
もっとも指値注文における有効期間は今だマネックス証券が優勢です。
この水準になるまでは絶対に買わないという方にとっては有効期間の長いマネックス証券の方が使い勝手はいいのかもしれません。
私はというと、毎月の収入を定期的に積み増していくというスタイルなので、有効期間に対するこだわりはありません。どちらかというと成行注文が出てくれて約定したか否かをいちいち確認する必要がなくなるので楽になります。
貸株の可否
地味なところですが、インカムを下支えする貸株の対応においてもSBI証券はマネックス証券の先を行っています。
マネックス証券も貸株サービスを提供しているのはしていますが、外国株式、つまり米国株式の貸株には対応しておりません。
今後2社にやってほしいこと
なんといっても買付手数料の更なる引き下げでしょう。
ここが安くなれば米国株式や海外ETFの裾野は更に広がることでしょう。
信託報酬の安い海外ETFの一番のネックである買付手数料が安くなれば、国内の投資信託からお金が流出し、それを食い止めるために投資信託の信託報酬がより引き下げられるという、個人投資家にとっては利益になる状況が訪れるかもしれません。
さぁ!SBI証券のリクエストフォームに、海外株式の買付手数料の引き下げ要望をだしましょう!笑
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