日本政策金融公庫での初面談


先日の記事で触れました日本政策金融公庫の融資面談に行ってまいりました。

面談は平日の9時~17時までの時間にしか行われないので、当日は当然会社を休んでの面談となりました。

聞かれたことや面談を通じて感じたことを残しておきたいと思います。

スポンサーリンク

聞かれたことその1~簡単な略歴

まずは略歴の確認が行われました。

何県出身で、学歴、勤務先、どういうキャリアを歩んできたのか等々です。

私は事前に簡単な自分自身の経歴書を用意しておいたので、それを渡し、それに沿って話していきました。最終的に評価されたのかよくわかりませんが、保有している資格等も記載し、勤勉な金融マンであることをアピールしました。

自分で言うのもなんですが、極めて真っ当な略歴のため、特段深堀されることもなく本当に雑談みたいな感じでした。

聞かれたことその2~事業目的

略歴の確認が終わるといよいよ本題に入ります。

初めになぜその事業なのかということを聞かれました。

事前にネット等で投資というワードを使うとマイナスの印象を与えるという情報を読んでいたため、そのあたりを意識して、回答しました。

特段ここも突っ込まれることなく、終わりました。

ここで向こうから積極的な質問があったこととして、「勤務先の副業規定には抵触しないのか?」という確認がありました。

もっともらしい回答をして、なるほどということで無事スルー。ちなみに私がした回答は、下記の通り。
「副業規定は確かにあるが、人事に確認したところ、当社の勤務時間中のパフォーマンスに影響を与えないものであれば問題なく、特段の申請も不要とのことでした。」

聞かれたことその3~借入金

紹介者を通じて事前に預金通帳を渡していたため、奨学金の借入金があることを把握されていました。そのため準備物として奨学金を含む借入金の残高証明を持参するように言われていたので、それを提示しました。

私の現在の借入金は奨学金のみのため、その残高証明を提示。
従ってこれについても特段深堀されることもなく、残高のみ確認されて終了。

恐らくですが、別に借入金があればしっかりヒアリングされるのだと思います。

聞かれたことその4~保有資産

有価証券から現預金、純金積立、保険等すべての保有金融資産の明細を提出しました。

有価証券については、それぞれどういった類のものなのかを説明しました。特段ここも深堀されることなく終了。要は保有資産の把握が目的なのでしょう。

聞かれたことその5~自己資金

最後に、実際に出す出さないは別として自己資金はいくらまで捻出できるかということを聞かれました。

だいたいいくらいくら(投資金額の1割ぐらい)と答えたところ、例えばそれ以上については家族等から一旦借りることはできるかという確認もありました。

ここは正直に、話せば借りることは可能だと思うがそのつもりはないということをきっぱり答えました。家族に頼るぐらいならあと一年時間をおいて自己資金を充実させます。

ここで初めて融資額と融資のスケジュールについて下記のお話がありました。

・総投資額の1割は自己資金で入れてもらう必要がある(フルローンは不可能であることが確定する)

・融資時期は2回に分かれること(1回目に〇〇万、担保設定が完了したら残額を振込)

つまり1回目の振込から2回目の振込の間が空くため、どうしても自己資金+αの資金が必要になるということです。

だから自己資金を超える部分についてはなんとか用意できるかという確認があったわけです。

ここで担当者の方が一度相談してくるということでオフィスに戻ります。

とりあえずの結果

結論から書きますと、下記の条件で行こうと思うとのこと。
・融資総額は総投資額の9割(つまり1割は自己資金が必要
・融資は最初に一括で振込み

2つ目の条件については、経歴・年収的に見て十分信頼できるとの判断の結果とのこと。

正直「自己資金+α」のα部分についてはかなり捻出するのは厳しいなと感じていたので、心の底からありがとうございますとお伝えし、何卒その方向でお願いしますと伝えました。

確定ではないが、ほぼ大丈夫だと思うとのお言葉をいただきホッと一安心。

面談を通じて感じたこと

何よりも大事と感じたことは信頼に足る人物か否かということです。

まぁ当然といえば当然ですが、国民の税金が原資となっているものを貸出すわけですから、不良債権にするわけにはいきません。そんなことを念頭に置きつつ今回の面談を通じて垣間見た公庫から見られているであろうポイントは下記のとおりです。

・学歴(融資条件の最後に言及されました。)

・保有資格(同じく融資条件の最後に言及されました。)

・勤務先・勤続年数(同じく融資条件の最後に言及されました。)

・年収

・自己資金

上3つは公庫がお金を貸出すうえで判断の根底になる部分で、多少の自己資金の不足についてはカバーできるのでは?と感じた次第です。

実際私が言われたことは、「自己資金については正直不安がありますが、学歴については申し分なく、勤務先も同じ金融機関で信頼できるのでこちらも多少のリスクはとらせていただきます」とのことでした。

こんな所で自分の学歴等が役に立つとは思いませんでしたが、今後はそもそもの自己資金を充実させるべくキャッシュも積み上げていこうと思す。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です