今春からリリースしていた楽天証券の、楽天ポイントによる投資信託買付サービスの全貌がついに明らかとなりましたのでご紹介しておきます。
最も重要であろう使用できるポイントの範囲を中心に紹介していきます。
対象ポイント
楽天証券ポイント
楽天スーパーポイント
上記の2つが対象になりますが、楽天スーパーポイントについては下記の二つは使用できません。
1.期間限定ポイント
2.他ポイントから交換した楽天スーパーポイント
最初にリリースしたときは1の期間限定ポイントについては既に言及されていましたが、今回の正式発表に伴い、新たに「他ポイントから交換した楽天スーパーポイント」についても買付対象外ということが判明しました。
他ポイントから交換した楽天スーパーポイントってそんなに影響あるっけ?と思われた方!大ありなのです!
他ポイントから交換した楽天スーパーポイントとは?
一番わかりやすいところを挙げるならハピタスなどのポイントサイトでしょう。
ポイントサイトは、例えば楽天市場で買い物する時に、ポイントサイトを経由して買い物するだけで、楽天市場で付与されるポイントとは別で、ポイントサイトでもポイントが買い物金額の1%付与されたりします。
これを利用したふるさと納税を行い、ポイントの二重取りをしていたのですが、見事に防がれたわけです。
また別のクレジットカードで貯めたポイントも、楽天ポイントに交換しても使用はできません。
例えば、私は住んでいる家賃を管理会社が指定するクレジットカード払いにしているので、毎月結構なポイントが貯まるので、定期的に楽天ポイントに交換していたのですが、それも使えないということです。
これは私にとっては、楽天証券を使用する動機を一気に下げる制約です。
楽天スーパーポイントの利用可能上限
30,000/1注文
100,000/1か月
普通の個人が、期間限定じゃない通常の楽天スーパーポイントを一か月で100,000ポイントも貯めるのは非常に困難なので、十分な上限といえるでしょう。
せどり等のインターネットビジネスをやっている方で、楽天市場から仕入れを行っている方や、接待等が非常に多い仕事をされている方で毎月かなりの金額を立替えている方、出張の多い方で同じく一時的に立て替えている方等は、結構有用なサービスではないでしょうか。
対象サービス
通常買付(金額指定のみ)が利用可能のようです。
積立買付等での買い付けは対象外とのことなので、買付に際しては毎回手動で買付を行う必要があります。
毎月1万ポイント以上を確実に獲得できる方からしたら面倒な制約なので、今後の改善事項となるでしょう。
使えるサービスか?
上述した通り、毎月会社都合で一時的な立替が発生しており、その分のポイントが莫大にたまっているような方からしたら非常に有用なサービスでしょう。
なにせタダで資産形成ができるわけですから。そういう方は積極的に利用するといいと思います。
あるいはメインの証券口座が楽天証券という方も、通常の買付等にプラスオンできるので、有用なサービスとなるでしょう。
一方私はというと、メインの証券口座はSBI証券で、最近のクレジットカードの使用状況もふるさと納税ぐらいで、一気に貯まるといっても期間限定ポイントが大半なので、正直微妙といわざるを得ません。
リリースされた当初は、すごいサービスがでたと興奮しておりましたが、蓋を開けてみるとなんてことはないサービスでしたので、少々がっかりしております。
今後のサービス改善に期待です!
最近のコメント