インフラファンドのいちごグリーンインフラ投資法人が投資口の分割を発表しております。
実は私、太陽光発電所の取得に動く前段階として、インフラファンドに投資しております。
足元では12万に迫る勢いですが、私が取得したのは9万円台前半だったので、含み益もかなりのものになっております。
運用報告書が欲しかっただけなので購入したのは一口だけなのが残念でなりません。
さて、今回いちごグリーンインフラ投資法人が投資口の分割を発表したということで、一度この投資法人の魅力をご紹介したいと思います。
そもそもインフラファンドとは?
一般的にインフラファンドと聞くと、電力やガスといった公共インフラに投資するイメージです。機関投資家がインフラファンドに投資という場合は、こちらの場合がほとんどかと思います。
一方インフラファンドの上場といったケースで取り上げられるインフラファンドは基本的に太陽光発電に投資するファンドがほとんどです。というか今現在あるインフラファンドはすべて太陽光発電への投資ファンドです。
ちなみに今上場されているインフラファンドは下記の4つです。
・いちごグリーンインフラ投資法人
・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
・タカラレーベン・インフラ投資法人
・カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
私が投資しているのは既にご紹介のとおり、いちごグリーンインフラ投資法人です。
いちごグリーンインフラ投資法人の魅力
太陽光発電への投資ファンドになりますので、基本的に固定価格買取制度であるFIT法により20年間の買取保証がついております。
従って20年間については、比較的安定したリターンが得られます。
そのためいちごグリーンインフラ投資法人は、なんと10年間の分配金予想を公表しているのです。
基本的に20年間の固定買取保証があるので、先々の売電収入は見込めるのでどこの投資法人も公表すればいいのにと思うのですが、今のところいちごグリーンインフラ投資法人一社のみしか先々の配当金予想を公表しておりません。
とはいっても発電所を取得しない限りは基本的には売電収入は増えないので、各社とも毎年一定の受取配当金になろうかと思います。
そういったことも関係するのかいちごグリーンインフラ投資法人の合計パネル出力は4法人中3番目なのに、一番高い基準価額になっております。
ちなみに各社の合計出力量等は下記のとおりです。
・カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人:13発電所、72.7MW
・タカラレーベン・インフラ投資法人:18発電所、50.00MW
・いちごグリーンインフラ投資法人:15発電所、29.43MW
・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人:8物件、21.766MW
当然出力量以外にも、発電所が地域分散されているか等も見る必要がありますが、売電収入は出力量に依存するので、高ければそれだけ売電収入が多くなり、配当金も多くなるはずです。
現状必ずしもそういう風にはなっておりませんので、この辺りはもう少ししっかり見ていく必要はありますが、まぁ一つの目安です。
一切財務分析等をしておりませんので、本当に参考程度に思ってください。
他のファンドと比較してどうか
私が個人的に抱いているいちごグリーンインフラ投資法人への不満は、新規の発電所取得に動いていないということです。
上述のとおり基本的に売電収入の多寡は出力量に依存するため、多い方が有利。
他の3法人は結構頻繁に物件を取得しているのですが、増設等も含めて動いたというリリースはありません。
まぁそこにお金をかけず既存の発電所を確実に保守メンテナンスし、安定的に配当金をだすという方針なのかもしれませんので、なんともいえませんが。
今回の投資口分割をどうみるか?
上述のとおり、規模の割にはもっとも基準価額が高い状態になっており、私も感じていたことなのですが、ちょっと追加投資しづらいなと思っておりました。
分割したからといって利回りが改善するわけではありませんが、基準価額は半分になるので確実に間口は広くなるはずです。何よりSBI証券だと10万円以下の取引は手数料無料ですからね。
それを踏まえると、表面上の価格のお手頃感に惹かれて結構な方が投資するのではと思っております。
つまり、安定した分配金を得れるだけでなく、キャピタルゲインも得るチャンスなのではないかと思っております。
今後の投資方針
いちごグリーンインフラ投資法人だけでなく、他の投資法人についても余剰資金があれば買い増していくつもりです。
もっとも来年以降インフラファンドにまでお金を回す余裕があるのかといわれると疑問ですが・・・
早いものでもう12月です。
はやく来年の投資計画を考えないと。
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