非課税期間は20年に!積立NISA、土壇場での逆転


先日の投稿で積立NISAの概要が決まると紹介しました。
その時の案は下記の通りでした。
・年間投資上限  :60万円
・非課税期間   :10年
・現行制度との関係:併用不可
・投資対象    :長期の分散投資に適した一定の投資商品に限る

しかしながら、昨日の日経新聞によると、金融庁長官の森さんが、長期積立によるメリットを直接説き、非課税期間が10年ではなく、20年になったとのことです。

グッジョブ!!と言いたいところですが、それと引き換えに年間投資上限額は40万になりました。財務省との痛み分けといったところでしょうか。ということで改めて概要を書きますと、
・年間投資上限  :40万円
・非課税期間   :20年
・現行制度との関係:併用不可(将来的には現行制度と統合?)
・投資対象    :長期の分散投資に適した一定の投資商品に限る
ということになります。

加えて現行制度との関係についても言及があるようで、将来的には統合する方向を模索するようです。証券会社も無駄なシステム対応がはぶかれるでしょうから、非常にいいことですね。いっそのこといいとこどりで、投資上限120万、非課税期間20年になってほしいものです。

金持ち優遇と非難されようが、使われない制度に意味はないわけでして、一定の所得がある人は当然それ相応の税金を払っているため節税意識は高いです。なので、上限いっぱいまで使う、一方上限まで投資できない人も出来る範囲の額でやればいいわけですから、結局トータルで見た利用額は増えるはずです。

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